山の中の廃校って?パン工房でパンづくりや企画PRにチャレンジしませんか?

岩手県最北端のまち洋野町で地域おこし協力隊を募集している、おおのパン工房に行ってきました。山の中の廃校というと、色んな想像が出来るなという懸念と、単純にどんな場所かイメージがわかる方が良いのでお話しを聞きつつ撮影をしてきました。

洋野町種市駅付近から内陸に車で約35分、大野の水沢というところにおおのパン工房はあります。

途中、大野ダムの紅葉がとてもキレイで、思わず車を止めてしまっったら、予定の時間を少し過ぎてしまいました。

そして元水沢小学校を活用しパンをつくっているおおのパン工房に到着。

山の中と紹介していますが、前後の道路を撮影した風景はこんな感じです↓

見慣れない人からしたらどうなんでしょう?

こんな、のどかな風景が目の前にはあります。

中に入ると、ここの管理運営する秋山さん(女性)がむかえてくれました。

パンをつくっている工房(元教室)を見せてもらうと、2人の方が分担して作業をテキパキおこなっている。

毎日のことだからかもしれませんが、言葉はないけどそれぞれの動きが連携しているという感じが、なにか気持ちよく感じます。

壁には「おいしいパンで地域を元気に!」と書かれた紙が貼ってあり、これまでの想いを感じました。

「うちは食パンや丸パンが人気なんですよ」

食パンや丸パンをいっぱい置いて欲しいというお店もあるそう。

おおのパン工房の食パンは岩手県産の雑穀を使い、卵、バターは不使用というアレルギーの方にも配慮した食パンをつくっています。

「今は3人だから外販も大変だし、作ることで精一杯でインターネットで何かとかも出来ないんです」

「でも来年どんなパンを作ろうかなんて話もしています」と楽しそうに話す秋山さん。

地域おこし協力隊で来た方は実際にパンづくりもするし、イベント出店や情報発信、色んなやることがあるかもしれません。まずは客観的に今の課題を整理して、やれることから取り組んでいくことが大切なのかもしれません。これまでパン工房を築いてきた皆さんと協力して、さらに愛されるパン工房をつくっていってほしいと思います。

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2019/11/11 大原 圭太郎(一般社団法人fumoto)